「世界の隠れたFUNKを探し出せ」第一弾にご紹介するのは・・・
-THE PBUNDERGROUND- “STAND UP”だ。
インコグニート、レベル42 のドラマーとして知られるピート・レイ・ビギンが指揮を執る、英ソウル/ ファンク界で話題沸騰中のバンド、ザ・PB・アンダーグラウンドの登場!! 驚くべきは、そのバンド・メンバー。インコグニートのキーボーディスト、マット・クーパー、メアリー・J・ブライジ『The London Sessions』のギターを担当したベン・ジョーンズ、インコグニート『Surreal』のベースを担当したアレクセイ・エルフェンバイン、ザ・ブラン・ニュー・ヘヴィーズ『Forward』のトランぺッター、ダン・カーペンターという、正に英ソウル/ ファンク界のオールスター・メンバーが集結!!
インコグニート(Incognito)は、JP’ブルーイ’モーニックによって1981年に結成された、イギリス・ロンドン発のアシッド・ジャズバンド。アシッド・ジャズのムーブメントを作ったバンドの一つである。
インコグニートは匿名(者)の意味を持つ。
勿論、インコグニートはダンサーにも有名なアーティストだろう。
そのピート・レイ・ビギンが指揮を執るまったく新しいイギリスソウル/ ファンク界のオールスター・メンバーが集結したプロジェクトだ。
上の解説を見て貰えば解る通り、早々たるメンバーが名を連ねている。
気になる内容の方だが・・・
疾走感溢れる楽曲が多数収録されており、あのジャミロクワイを彷彿とさせる内容だ。
FUNKというよりACID JAZZに近い内容のアルバムだ。
アシッド・ジャズ(acid jazz)は、1980年代にイギリスのクラブシーンから派生したジャズの文化。ジャズ・ファンクやソウル・ジャズ等の影響を受けた音楽のジャンル。レコードレーベルの名称。
畳み掛けるようなホーンセクションにエッジの効いたドラムワークは勿論の事、
心地よいベースが兎にも角にも踊りたくなるような曲ばかりだ。
カバーなどは一切なくすべてオリジナルの新規楽曲だ。
全て踊れる曲ではなく・・・メローや聞くための音楽も収録されているが・・・
全体的にクールダウンや、リズムトレーニング等でも使えそうな一枚だ。
30 Days・Dance Dance Dance・Pary Time Lover辺りはLockingだけでなく
WaackやPunkingなどにも合いそうだ・・・
なかでもLittle Manはエッジの効いたバスドラムが使われており、P-FUNKにも近い
匂いを感じさせる。少しテンポが速く感じてしまうのが残念だが・・・
Popping・Boogaloo等にも合いそうではある。
2015年作品の為ワークスは泥臭いと言った感じより洗練された感じに仕上がっている。
気になった方は是非チェックしてみてほしい。
以下は彼らのLIVE映像だ。
兎も角疾走感あふれる楽曲が心地よいアルバムだ。