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レインボーカラーから学ぶ、アイデンティティの謎とは?

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先日、米フロリダ州にて起きた、ナイトクラブでの襲撃事件。
現場は、オーランドでよく知られていたゲイバー「パルス」ナイトクラブ。
との事。

これを受けて、洋楽の音楽遺産をディープに掘り下げて紹介している、
ニューヨーク発の有名な音楽専門誌”WAX POETCIS”の日本誌、”WAX POETICS JAPAN”では
以下の様に発表。

12日、フロリダ州のナイトクラブにて起こった銃撃戦では50人が死亡、53人が負傷しました。
銃撃戦としては過去最悪の犠牲者数。
LGBTコミュニティーなしに、現在の素晴らしい音楽シーンは存在しません。
彼らの人生を讃えるため、”WAX POETCIS”ではしばらくの間、ロゴをレインボーに変えさせて頂きます。
犠牲者のご冥福を心からお祈り致します。

出展:facebook

LGBT・・・レインボーカラーとは・・・???
謎に感じないだろうか?

そもそも・・・LGBTとは・・・
性的少数者を限定的に指す言葉。
レズビアン(女性同性愛者)、ゲイ(男性同性愛者)、バイセクシュアル(両性愛者)、トランスジェンダー(心と体の性の不一致)の頭文字をとった総称であり、他の性的少数者は含まない。

出展:https://kotobank.jp/word/LGBT-192043
コトバンク

との事ではあるが、ブラックカルチャーやストリートダンスも、少なからずこういった時代背景と、切っても切り離せれないのはご存じの通りだろう。

“WAACK”・”PUNKKING”と言われる様になったのも、”DISCO MUSIC”などは、”ゲイカルチャー”から切っても切り離せないほどのモノだからである。

今回の射殺事件は・・・

LGBTはイスラム過激派の新たな標的か

オーランドの銃乱射事件が、欧米のLGBTコミュニティーに対する初めての大規模なテロだとしたら、これを前例としたローンウルフの攻撃が繰り返される不安がある。
シリアやイラクでは、ISISが残酷なやり方でゲイを殺しているし、かつてニューヨークでも似た例があった

出展:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160614-00171777-newsweek-int
ニューズウィーク日本版

との報道もある。
そして、レインボーフラッグは、1970年代から使用され、

レインボーフラッグ (英語: rainbow flag, pride flag, LGBT pride flag, gay pride flag) は、レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー (LGBT) の尊厳と、LGBTの社会運動を象徴する旗。
フラッグに使われた色は、LGBTコミュニティの多様性を表し、LGBTの権利パレードの一種”ゲイ・パレード”(プライド・パレード)でしばしば見られる様になる。

このフラッグは、アメリカ合衆国カリフォルニア州に発祥を持つが、今日では世界中で使われている。
1978年にサンフランシスコのアーティスト”ギルバート・ベイカー”がデザインし、最初の改良で広く調達可能な布の色への変更を行った後に数度の修正が行われた。
2008年の時点で、最も広く使われているのは”6色”構成(赤、橙、黄、緑、青、紫)のものである。
この旗の公式な向きは、自然の虹と同じく横方向に色が流れて赤を上にした状態が正しい。

出展:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%B0_(LGBT)
wikipedia

という事だ。
同性愛と言ったり、そういうコミュニティーに日本は少なくともあまり馴染みもないし、理解もないだろう。

しかしながら、”LA”などに訪れても・・・
アダルトビデオショップの未成年禁止コーナーなども、半分以上同性愛ものばかりだから、目を疑うばかりだ。

そう、こういう文化性を大事にしろと言うのならば、
この様な同性愛コミュニティーにも、少なからずとも理解がないといけないのでは?
とも感じる。

そもそも・・・同性愛は”WAACK”や”DISCOカルチャー”で、”Locking”には関係ないだろう、
と言った意見も有りそうだが、そうとも言い切れない。

現に、とある”OG”は、「”WAACK”は”Locking”からもインスピレーションを受けている」とも発言しているし、
“Toni Basil”も”WAACKシーン”にとても深い関係を持っている。

“Locking”や”WAACK”とか分けるのでなく、繋がっている認識で色々と掘り下げていくと、
また違う見方ができていくのではないだろうか?

“Locking”も”パートナーシップ”・”ブラザーシップ”を大事にする踊り。

このようにLGBTコミュニティー・レインボーフラッグ・・・そういったものが存在する世界。
年代・時代背景としても無関係とはあまり思えない気もする。

自分たちはこういう人種なんだ、という意志の現れ・アイデンティティー。
力強い意志の現れを感じずには居られない。

どこか黒人人種差別とも似ているパワーを感じずにもいられない。
そう、言わずもがな、”ブラックパワー”と似ているとも思える。

と、ともに

今回の事件の犠牲者には、心からご冥福をお祈りしたい。

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