“Pure Funk”と言えば、”P-Funk”の略でもあるともされている言語。
音楽の上での”P-Funk”は、”Parliament Funkadelic”の略が一番濃厚でもあるとされ、
Funkメインな”Parliament名義”と、サイケデリックチックな”Funkadelic名義”を変えていたと
もメンバーであった”ブラックバード・マクナイト”が言い伝えている。
但し今回は、音楽の上での”P-Funk”から連想されえる”Pure Funk”の事ではない。
今回は音楽の”P-Funk”は、スルーをさせて頂く。
そう、”Greg Campbellock Jr.”が提唱していたダンスの上での”Pure Funk”だ。
ダンスを純粋に楽しむや・・・
音を聞いて踊る・・・と言った意味が言い伝えられているが・・・
果たしてそれが正しいのか?
“Pure Funk”の本当の意味。
それは”TOTAL PACKAGE”だ。
以下、”Greg Campbellock Jr.”の片腕と言われている人物から送られてきた文章を翻訳し、解釈したものを
公開しよう。
本当の”Pure Funk”の意味は、人によって異なるものを意味することができる。
一部の人々がファンキーであることは、技術なしでとても良く動く事だと考えているが、これはとてもずさんな事であり”Funk”ではない。
“Pure Funk”は、優秀なテクニックとベーシックを必要とし、これが出来ることで”Funk”が生まれてくる。
ファンクは、リズムとタイミングの変更を伴い、固くない”Locking”の”Stop”を必要とする。
“Locking”で止まっている時に、固くなる代わりにストップに柔らかい動きを必要する。
全ての音楽において、”Funk”はスピード、パワーとタイミングを含む異なるレベルの変化から生まれる動きから、エネルギーの最大量までを必要とする。
すべてのアクセント、リズム、そして楽器の音色を表現して行く。多くの人々は、早く動こうとして”Funk”を失っている人も多く、良い技術が無く”Funk”がない人も居る。
体に、ダンスに必要な”Funk”を追加するために、不可欠なベーシックの技術と、細かい部分が出来ていないと”Funky”ではなく、”Funky”を失ったものになってしまい、完全にコントロールを失ってしまう。最後に”Funk”とは、着る衣装やダンスにおいても、キャラクター等も重要になってくる全てを含むものになる。
そして音楽にあったドレスアップ方法や、音楽のストーリー、音楽性にあった踊り方をするのが重要になってくる。つまりは・・・
“Pure” Funk is the Total Packageだ。
“全てを含むもの”とここでは解釈し、全てにおいて完璧である事と定義する。
完璧が一体どれほどのレベルかは、各々の価値観の相違だろうとは考えるが、
この文章を見て何かを感じ取ってもらえれば幸いだ。
言えることは、”Pure Funk”には、研ぎ澄まされた踊りのテクニック・ベーシック、そして”FUNK”を含んだ踊りの要素は、最低限必要不可欠という事だ。
そして、”The Lockers”のメンバーは、教えるのに只管ベーシックのみをやらせていたのは、
ここまで言えばご理解いただけるかと思う。
言うなれば、振りは重要視していたなかった。
高いレベルの基礎があってこそ・・・振り・ルーティンは成り立つものだからだ。